断捨離に興味を持ち始めたのは、
ブームにもなったこんまりさんの本を読んだあたり。
もう、10年以上前のことだ。
その頃からずっと、
少数精鋭のお気に入りだけで暮らせたら、
きっとすっきりと、気持ちよく過ごせるんだろうなと思っている。
でも、なかなかうまくいかない。
もともとファッションは好きな方で、
気がつくと服は増えていく。
最近はインスタで、
素敵すぎるミニマリストの方たちの暮らしやファッションを見ては、
「いいな」
「こうなりたいな」
と思う。
そして、少し真似してみる。
でも、続かない。
中途半端で終わる。
それでもやっぱり、
物が多いと、少し息苦しい。
選択肢が増えると、
それだけで考えることも増えて、
思考に負荷がかかる気がする。
視覚的にも、
すっきりしていて物が少ない方が落ち着く。
…とはいえ、
息子にすぐに荒らされるのだけど。
ただでさえ、
息子との日常で、感情が揺れることも多い。
だからこそ、
暮らしはもう少しシンプルに整えたいと思っている。
そう思って、
「1日10捨て(1日5分、最低10個手放す)」をやろうと決めたこともある。
でも、気づけばやらなくなっている。
そんなことの繰り返しだ。
それでも、
「少しずつでも減らす」
その気持ちだけは、ずっとどこかにある。
サクッと捨てられるものはいい。
でも、
いざ手放そうとすると、
途端に手が止まるものもある。
「まだ着るかも、使うかもしれない」
「もったいない」
「これ、高かったしな…」
そんな理由ばかりが浮かんで、
結局、そのまま残してしまう。
そんな私が、今取り組んでいるのが、
「メルカリを副業化する」ということだ。
といっても、
実際には副業と呼べるほどではない。
ただ、
「仕事だと思って出品する」
そう決めることで、
後回しにしていた“手放す”行動を、
少し前に進めようとしている。
正直、面倒な作業ではある。
でも、仕事だと思うと少し違う。
実は、不用品を売ること自体は初めてではない。
20年前、まだメルカリがない時代に、
ヤフオクを使っていたことがある。
その後、メルカリが登場して、
ヤフオクでは売れなかったものが
メルカリで売れるようになった2017年頃から、
自然とメルカリを使うようになった。
ベビー用品やおもちゃなど、
その時々で出品はしていたけれど、
今は少し違う。
自分の服や小物、
子どもの服やおもちゃ、
食器や家電など。
「いらないかも」と思ったものは、
意識的に出品するようにしている。
出品して、売れる。
金額としては大きくなくても、
少し収入になる。
でもそれ以上に大きいのは、
「手放せた」という感覚だった。
ずっとそこにあったものが、
誰かの元にいく。
止まっていたもの、使われなかったものが、
少し動いたような気がする。
そして、ほんの少しだけ、
気持ちが軽くなる。
メルカリを使うことで、
「捨てる」ことへの抵抗が少し減った。
そのおかげで、
断捨離も、少しだけ進むようになった。
ミニマリストには、
たぶんなれないと思う。
でも、
ゆるくてもいいから、
少しずつ整っていく暮らしには、近づきたい。
なれなかったとしても、
少しだけ整うことはできるはずだ。


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