ラビスタ熱海テラスに家族で宿泊|思い通りにいかない熱海1泊旅行記

旅行・おでかけ

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家族4人で、1泊2日の熱海旅行へ行ってきた。

今回も、出発前からすんなりとはいかなかった。

楽しみにしていたホテルに泊まり、温泉に入ってゆっくりする。

私が思い描いていたのは、そんな旅だった。

けれど、家族旅行はいつも思い通りには進まない。

食事を思ったようには楽しめない。

ホテルでゆっくり過ごせない。

予定していた場所にも行けない。

それでも、行ってみたからこそ見られた子どもたちの表情もあった。

今回は、2026年3月31日にオープンした「ラビスタ熱海テラス」に宿泊した、家族4人の熱海旅行を振り返る。


旅行の準備は、いつも気が重い。

息子の衣類など、必要最低限のものは、中学生になった今も私が用意している。

それはいいとして、本人が持っていきたいものを準備させるのが、なかなか大変だ。

「明日、旅行だから、持っていきたいものは早く準備してね」

「かばんは玄関に置いておいて」

そう何度か声をかける。

でも、なかなか取りかからない。

取りかかっても、すぐに脱線する。

やっと準備したのかと思い、かばんの中を見ると、ほとんど何も入っていない。

そして出発直前になって、

「あれがない」

「これがない」

と始まる。

そうならないように、早めに声をかけているつもりなのに、やっぱりこうなる。

今回も、いつものパターンだった。

なんとか朝8時に出発し、車で熱海へ向かった。


道中、息子は少しテンションが上がっていた。

好きな車のアニメ『MFゴースト』に、真鶴道路や熱海ビーチラインを走るシーンが登場するからだ。

息子にとっては、ただの移動ではない。

アニメで見ていた道を実際に走ることも、今回の旅行の楽しみのひとつだった。

桜がちょうどきれいな時期だったため、まずは熱海城へ向かった。

ところが、この日は日曜日。

周辺はかなり混雑していた。

その後、ロープウェイで下り、熱海漁港近くの食堂で昼食をとることにした。

朝採れのアジが、本当においしかった。

でも、息子はほとんど食べられなかった。

朝に飲んだ薬の影響もあり、息子との旅行では昼食のタイミングがいつも難しい。

せっかく来たのだから、一緒に食事を楽しみたい。

そう思っても、食べられないものは仕方がない。

結局、時間をずらしてコンビニのご飯を食べた。

「やっぱり、こうなるか」

今回も、思い描いていたような昼食にはならなかった。


今回宿泊したのは、2026年3月31日にオープンしたばかりの「ラビスタ熱海テラス」

このホテルに泊まるために熱海へ来たと言ってもいいくらい、私は楽しみにしていた。

できたばかりのきれいなホテルで、温泉に入ってゆっくりする。

それだけで満たされるはずだった。

館内も客室も新しく、ホテルに着いたときは、それだけで気持ちが上がった。

慌ただしい日常から少し離れて、温泉に入り、何もしない時間を過ごしたい。

私にとってホテルステイは、旅の目的のひとつでもある。


できたばかりのきれいなホテルで、
温泉に入って、ゆっくりする。

それだけで、満たされる。

でも、

息子はそういう時間の過ごし方ができない。

先にお風呂から上がると、

「iPadをやるから、パスワードを解除して」

と強く言ってきた。

道中もずっとスマートフォンを見ていた。

せっかくホテルまで来たのだから、ここでは画面から離れてほしい。

私はそう思い、パスワードの解除を断った。

すると、

「やることがない!」

と叫び始めた。

何もすることがないとは、どういうことなのだろう。

温泉に入る。

景色を見る。

部屋でのんびりする。

私にとっては、それこそがホテルで過ごす楽しみだ。

でも、息子にとっては違う。

同じ場所に来ても、楽しみ方や落ち着ける過ごし方は、それぞれ違う。

そのときは息子を無視して、娘とお風呂へ向かった。

けれど結局、夫がiPadのパスワードを解除していた。

私はゆっくり過ごしたかった。

息子にも、同じように過ごしてほしかった。

でも、それは私が思い描いていた過ごし方であって、息子が求めていたものではなかったのかもしれない。


二日目は、熱海駅周辺でお土産を見て回った。

娘は楽しそうにお店を見ていた。

一方、息子は何度も「疲れた」と繰り返していた。

午後は水族館へ行く予定だった。

けれど、この状態でさらに移動しても、みんなが疲れてしまう。

結局、水族館はやめることにした。

その代わり、もう一度熱海城へ向かった。

前日は混雑していて中に入れなかったが、この日は平日で空いていた。

熱海城の中を見て、トリックアート美術館にも入った。

すると、さっきまでとは別人のように、息子も楽しそうに動き始めた。

そして、一番楽しんでいたのは、熱海城の地下にある無料のゲームコーナーだった。

お城の中にゲームコーナー。

少し不思議な組み合わせだけれど、そこでようやく家族みんなが笑っていた。

私が予定していた水族館ではない。

私が旅の目的にしていたホテルでもない。

息子にとって、この旅行で一番楽しかったのは、熱海城のゲームコーナーだったようだ。

城の中に、ゲームセンター。

なんだか不思議だけど、

そこでようやく、
みんなが笑っていた。

私が思い描いていたような旅ではなかったのかもしれない。

食事は予定どおりに楽しめなかった。

ホテルでも、静かにゆっくり過ごすことはできなかった。

予定していた水族館にも行かなかった。

それでも、泊まりたかったホテルに来ることはできた。

子どもたちにとって、熱海は初めて訪れる街だった。

息子は、アニメに登場する道を実際に走ることができた。

娘は、お土産を楽しそうに選んでいた。

そして熱海城では、家族みんなで笑うことができた。

予定どおりに進んだかどうかだけで、旅行の良し悪しは決まらない。

そのときは大変だったことも、後から振り返れば、家族のひとつの思い出になる。

いろいろあったけれど、子どもたちの中にも何かが残っていればいい。

整っていないままでも、きっとまた次の予定を入れる。


今回宿泊したラビスタ熱海テラスは、予約サイトによって宿泊料金やポイント還元が異なる。

私はYahoo!トラベルを利用した。

PayPayポイントを予約時に利用でき、ほかの予約サイトと比較した結果、今回の日程では最も安かったからだ。

宿泊日やプランによって料金は変わるため、予約前に比較するのがおすすめだ。

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