4日前に予約していた熱海に、行ってきた。
いつものことだけど、
まず、旅の準備が気が重い。
息子の衣類など、必要最低限のものは、
中学生になった今も、私がすべて用意する。
それはいいとして、
本人が持っていきたいものを準備させるのが、
なかなか大変だ。
「明日、旅行だから
持っていきたいものは早く準備して、
かばんは玄関に置いておいて」
そう何度か声をかける。
でも、
なかなか取りかからない。
取りかかっても、すぐ脱線する。
やっと準備したのかと思って、
かばんの中を見ると、
ほとんど何も入っていない。
そして、
出発直前になって、
「あれがない」
「これがない」
と始まる。
そうならないようにしたいのに、
やっぱり、こうなる。
今回も、
いつものパターンだった。
なんとか朝8時に出発して、
車で熱海へ向かった。
道中、息子は好きな車アニメ「MFゴースト」で
走るシーンのある真鶴道路と熱海ビーチラインを走れて、
少しテンションが上がっていた。

桜がちょうどきれいな時期で、
まずは熱海城へ向かった。
でも、日曜日で人が多い。
そのあとロープウェイで下りて、
熱海漁港近くの食堂でご飯を食べた。
朝採れのアジが、本当においしかった。
でも、
息子はほとんど食べられなかった。
朝に飲んだ薬の影響で、
お昼のタイミングがいつも難しい。
せっかくの食事なのに、と思いながら、
結局、時間差でコンビニのご飯を食べる。
「やっぱり、こうなるか」
いつも思うようにはいかない。
そのあと、早めにホテルへ向かった。
今回泊まったのは、
3月31日にオープンしたばかりのホテル。
このホテルに泊まるために来たと言ってもいいくらいで、
私はかなり気持ちが上がっていた。


できたばかりのきれいなホテルで、
温泉に入って、ゆっくりする。
それだけで、満たされる。
でも、
息子はそういう時間の過ごし方ができない。
先に上がって、
「iPadやるからパスワード解除して」
と強く言ってくる。
道中もずっと好き放題スマホを見ていたし、
私は、ここでは渡したくなかった。
拒否すると、
叫ぶ。
わめく。
「やることがない!」と。
何もすることがないって、どういうことなんだろう。
無視して、娘とお風呂に向かった。
でも結局、
夫がパスワードを解除していた。
二日目。
熱海駅周辺でお土産を見て回る。
娘は楽しそうに見ているけど、
息子は「疲れた」を繰り返す。
午後は水族館に行く予定だったけど、
結局やめた。
その代わりに、もう一度熱海城へ。
今度は中に入って、
トリックアート美術館にも行った。
平日で空いていて、
さっきまでとは別人のように、
息子も楽しそうだった。

そして、
一番楽しんでいたのは、
熱海城の地下にあるゲームセンターだった。
城の中に、ゲームセンター。
なんだか不思議だけど、
そこでようやく、
みんなが笑っていた。
息子は、無料のゲーセンが一番楽しかったようだ。

私の思うような旅では、なかったのかもしれない。
でも、
行きたかったホテルに来ることはできたし、
熱海という街も、
子どもたちは初めてだった。
いろいろあったけど、
またひとつ、
何かが残っていればいい。
整っていないままでも、
また、次の予定を入れる。
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整っていないまま、それでも旅行に行く理由

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