テスト前。
ゲーム、YouTube、Primeビデオ。
勉強は、ほとんどしていない。
私は怒りと不安でいっぱいになった。
その姿を見て、震えて、泣いた。
「いい加減にしなさい!!」
そう言いそうになった。
いつもなら、怒鳴っている。
でも。
このままでは、私が息子をつぶしてしまう。
最近、それを感じている。
私はずっと、操縦していた。
「今やらないでどうするの?間に合わない。」
「危機感ないの?」
「いつまでスマホ見てるの?」
正しいことを言っている自覚はあった。
でも正しさで押すほど、
息子は固まっていく。
耳を塞ぐ。
言えば言うほど、
言われないと動けない子になる気がした。
私は、怖くなった。
戦闘機好きの息子に思いついた!
母艦になると決めた。
これなら話が通じるかもしれない。
そう考えて、話をした。
戦闘機のように横で指示を出すのをやめる。
航路は示す。
枠は置く。
でも操縦はしない。
人生のハンドルは、返す。
自分でパイロットになって操縦して。と。
一応、話は理解したようだった。
失敗するかもしれない。絶対するだろう。
遠回りするかもしれない。
でも、私が握り続ける未来のほうが、
もっと怖かった。
朝、提出物は置きっぱなしだった。
プリントは山になっていた。
帰宅後、理科の教科書は持ち帰っていなかった。
「知らない」と言われて、また胸がざわついた。
それでも、怒鳴らないよう我慢した。
震えた。
整えられたわけじゃない。
不安も消えていない。
ダラダラを見ると、神経は削られる。
それでも。
壊れないようになんとか努力した。
今日は、それだけでいいかな。
私は操縦をやめる。母艦になる。これは、私自身への宣言。
あれから思うこと
の記事を書いてから、息子は劇的に変わったわけではありません。
今でも提出物に取り組むのは大変ですし、テスト前でもゲームやYouTubeを優先してしまう日もあります。
それでも、私自身は少しずつ変わりました。
以前は「どうしてできないの?」と考えていましたが、今は**「息子にできる範囲で、できることは何だろう?」**と考えられる日が増えました。
母艦になるという考え方は、怒らなくなる魔法ではありません。
それでも、息子の人生を私が操縦しないと決めたことで、親子の関係は少しずつ変わり始めたように感じています。
今でも不安になる日はあります。
でも、迷ったときは、いつもこの日の自分に立ち返ります。
「私は操縦しない。母艦になる。」
この言葉は、今も私の子育ての羅針盤です。
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この考えにたどり着くまでに、たくさんの違和感と迷いがあった。
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